最近、「ガソリンが280円になるかもしれない」というニュースを目にすることが増えてきました。実際、日本政府も価格高騰に備えて国家備蓄の放出などを検討していると言われています。背景には、世界各地で続く紛争や資源を巡る緊張があります。特に、現在も続いている ロシアによるウクライナ侵攻 や、中東情勢の不安定さなどが、エネルギー価格に大きな影響を与えています。
ガソリン価格は、日本の生活に直結しています。物流、農業、建設、そして私たちの日常の移動。ほぼすべてがガソリンやエネルギーに支えられていると言っても過言ではありません。もし本当にリッター280円という時代が来たらどうなるでしょうか。配送コストは上がり、食品や日用品の値段も上昇します。いわゆる「インフレ」がさらに進み、家計への負担は確実に大きくなります。
こういう話をすると、「そんな大げさな」と思う方もいるかもしれません。しかし、少し前の出来事を思い出してください。
2020年の entity[“historical_event”,“新型コロナウイルスの世界的流行”,“COVID-19 pandemic”] のとき、日本中でトイレットペーパーが店頭から消えたことがありました。デマや不安が広がり、人々が一斉に買いに走った結果、実際には供給があるのに棚が空になるという現象が起きました。
あの時、多くの人が感じたのは「備えの大切さ」だったのではないでしょうか。
「備えあれば憂いなし」という言葉があります。普段から少し余裕を持って備えておくことは、決して悪いことではありません。むしろ、家族を守るための大切な行動だと思います。
私は、トイレットペーパーや食料の備蓄も良いことだと思っています。もちろん、過剰な買い占めは社会の混乱を招きますが、最低限の備えをしておくことはとても重要です。災害の多い日本では、特にそう感じます。地震、台風、大雪、そして世界情勢。何が起きるか分からない時代だからこそ、「準備しておく」という考え方はとても大切です。
そしてエネルギーについても同じことが言えると思います。
電気は、現代社会の生命線です。停電が起きれば、冷蔵庫もエアコンもスマートフォンの充電も止まります。情報も遮断されます。電気が止まるということは、想像以上に生活を不安定にします。
だからこそ、近年注目されているのが 太陽光発電 と 家庭用蓄電池 の組み合わせです。
昼間は太陽光で電気をつくり、余った電気を蓄電池にためておく。夜や停電時には、その電気を使うことができます。いわば「家庭の中に小さな発電所と電力貯蔵庫を持つ」というイメージです。
私がこの話をすると、「また太陽光と蓄電池の話?」と言われることもあります。確かに、仕事柄どうしてもその話題が多くなってしまいます。しかし、それは単なる営業トークではありません。実際にこれからの時代に必要な「備え」だと感じているからです。
日本はエネルギー資源のほとんどを海外に依存しています。石油もガスも、船で運ばれてきます。もし国際情勢がさらに緊張したら、エネルギー価格は簡単に上がります。これは個人の努力ではどうにもならない部分です。
しかし、自宅の屋根で電気を作ることはできます。
そして蓄電池に電気をためることもできます。
これは決して「完全な自給自足」ではありませんが、少なくともエネルギーの一部を自分でまかなうことはできます。電気代の高騰、停電、災害。そうしたリスクに対して、家庭レベルでできる対策の一つです。
私は思うのです。
備えというのは、「不安だからするもの」ではなく、「安心して生活するためにするもの」ではないかと。
トイレットペーパーのストックもそう。
非常食もそう。
そして、エネルギーの備えもそうです。
何も起きなければ、それが一番です。
戦争も起きない方がいい。ガソリンも安い方がいい。世界が平和で安定していることが一番望ましいことです。
しかし、もし何かが起きたとき。
そのときに「準備しておいて良かった」と思えるかどうか。そこが大きな違いになると思います。
これからの時代は、「便利な社会」から「強い社会」へと変わっていくのかもしれません。効率だけではなく、リスクに耐えられる仕組みを持つことが重要になる。家庭でも、地域でも、そして国でも。
だから私は、今日も同じことを言うかもしれません。
「備えあれば憂いなし」。
もしまた「太陽光と蓄電池の話?」と言われても、私はきっとこう答えると思います。
「そうです。でも、それは未来の安心の話なんです」と。